吸う人も吸わない人も協力できるグループホームを目指して ~ 専門家の助言を活用した取組み ~
最近は、朝晩の冷え込みが増し、すっかり12月らしくなってきました。今年も残すところ、あとわずかです。2022年を迎えるにあたり、慌ただしい日々を過ごしている事と思います。ところで皆さんは、たばこは吸いますか?こんにちは。ラファミド八王子の職員の成瀬です。
ラファミド八王子では、昨年度より屋内禁煙となり、屋外に喫煙所を設置しました。
その後、約1年が経過し・・・
地べたに座り込んでしまう
地面をたばこの灰やゴミで汚してしまう
喫煙所の使用問題が・・・様々な課題に直面・・・何度も、職員と喫煙をされる利用者様とで話し合いを重ねるも改善には至らず・・・課題のみが増えるばかり・・・
「どうしたらいいのだろう・・・」
「無理なのかもしれない・・・」
そんな苦悩や諦めのような気持ちを、今夏は抱えておりました。
そんな時に
「自分たちでは限界があるな~。そうだ!たばこの専門家にアドバイスを貰おう!」
とひらめきました。
早速、JT(日本たばこ産業)へ電話。
分煙コンサルティング活動を教えて頂き、すぐに、分煙コンサルタントの方(JTの職員さん)が視察に来ることになりました。
分煙コンサルタントの方がラファミド八王子の現状と取組みを分析して頂きました。
意外なことに、テープで区切りを付ける等、実は良い取組みが多く、もっと良くするという視点で、様々なアドバイスを頂けました。
そして、座り込みを防止の観点から、なんとスタンド式の灰皿を提供して頂けました。
また、「座り心地の良くない椅子(ヒップバー等)を活用してみたらどうか?」というアドバイスをもとに、サービス管理責任者が椅子を4脚作成。
加えて、「喫煙所の滞在時間が減れば、必然的にゴミの放置や灰の汚れも減る」というアドバイスも頂きました。
その後、喫煙をされる利用者様と話を行い、喫煙所の使用について検討。
職員から喫煙所の使い方について困っていたので、専門家のJTの方に相談した事を率直にお伝えしました。併せて、今一度、喫煙所の使い方について「協力」して頂けないか交渉しました。
話し合い直後より、喫煙をされる利用者様1人1人が協力して頂き、現在は
良好な結果です。
今回の件を受け、グループホーム職員として
「困った時は専門家を頼ってみる」
「困った時は利用者様へ協力を依頼する」
という2点を改めて学びました。
今後は、喫煙所の清潔な環境の現状維持を目標に、「喫煙される方・喫煙されない方が、職員・利用者様問わず、お互いに協力できるグループホーム」を目指していきたいと思います。
ブログをみて少しでも、ご興味やご関心を頂けましたら、是非ご見学に足を運んでいただければ幸いです。
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