できる力を信じる

「やってもムダ」「できるようにならない」という考え方でなく、利用者様の個々のできる力を信じます。

ラファミド八王子では、地域での生活を通じて、ご本人の目標を引き出し、自分で「できる部分」を積み上げ、自信をつけ、自分で望む生活を手に入れてほしいと考えます。 関係機関のみなさまと連携し、利用者様の意思を尊重したうえで、地域にとけこみ、あたりまえの生活をできるよう職員全員でサポートをしていきます。

利用者様の「実現したい希望」を叶えるサポートを

  • サービス管理責任者 遠藤昌平(えんどうしょうへい)
  • 2013年4月入社
  • 社会福祉士・精神保健福祉士・介護福祉士・公認心理師

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-簡単な自己紹介をお願いします。

遠藤)はじめまして、ラファミド八王子のサービス管理責任者をしている遠藤と申します。
障害者支援の仕事に就いて12年になります。初めは障害者支援施設で施設の中で暮らす方のサポートをしておりましたが、現在は地域の方のサポートをしております。プライベートでは趣味で週に1回程度フットサルを楽しんでいます。仕事でもプライベートでも『チームの輪』を大切にして、『ゴール』を目指し爆走しています。

-障害者支援施設から転職を決意した理由は何だったのでしょうか?

遠藤)障害者支援施設の中での暮らしをサポートする仕事をしていた頃、地域にはより多くの障害者が生活していること、そういった方の中にはサポートが不足していて生活に困っている方が多いということについて知りました。施設での仕事もやりがいを感じていましたが、一方で地域にはまだまだ困難を抱えて人がたくさんいる。わかっていても何もできない、そんなモヤモヤを抱えていた時に、今の法人との出会いがありました。そして、『まず助けます』という方向性に共感し入社することを決意しました。

-法人理念に共感し入社後、働いてみて何か感じたことがありましたか?

遠藤)障害者支援施設に在籍していた頃は、「支援者が何でもやってあげること」が支援という意識がありました。今思えば、利用者様が頑張ればできそうなことでも率先して「サポート」していました。SHIPで地域生活する利用者様のサポートを続けていく中で、支援とは「自分ができる事は自分で、苦手なことは支援者がサポートすることである」と捉えるようになりました。『自分ができることは自分でやる』なんて考えてみれば当たり前かもしれませんが、SHIPで働く前までは、なかなかその当たり前に気づけませんでした。

-支援をするにあたり心掛けていることを教えてください。

遠藤)利用者様一人ひとりの「実現したい希望」をうかがい、その実現に向けてどんな取り組みが必要なのかを個別支援計画書にまとめ、チーム支援としての方向性を示すようにしています。また、目標は当初の内容と変わることもあります。実際の状況を確認しながら定期的に計画を見直しご本人の変わりたい(=成長したい)という意欲を掻き立てていくこと、この2つがサービス管理責任者の大きな役割であり、心掛けている部分です。

-最後にラファミド八王子を代表して、ホームページを見てくださっている方へメッセージをお願いします。

遠藤)ラファミド八王子での生活の中で金銭管理やその他諸々の生活スキルを身につけていただく、もしくは必要なサポートの程度を明確にしていくことで、それぞれが目指す希望に近づいていただくようにしています。ご本人はもちろんのこと、ご家族や医療従事者、その他関係者の方にも、まずは、ラファミドの活動を知っていただくことに尽きると思います。居室が満室時でも、見学は受け付けておりますので、随時、みなさまからのお問合せをお待ちしております。

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個別化 と 自己研鑽 で叶える「利用者の自己実現」

  • サービス管理責任者
  • 矢部亮佑(やべりょうすけ)
  • 2017年8月入社
  • 精神保健福祉士

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-自己紹介をしてください。

矢部)ラファミド八王子(以下、ラファミド)でサービス管理責任者をしている矢部と申します。
前職は、生活訓練事業所で精神障害者の自立訓練(生活能力向上の支援)をおこなっていました。

-生活訓練からグループホームの仕事に転職した理由をおしえてください。

矢部)前職の生活訓練事業所では、地域で生活する障害者の方の生活の一部にしか携わることができず、支援の限界を感じていました。そのため利用者様の生活の場である、グループホームの仕事を通じて、地域で生活する障害者の方のサポートをしたいと思い入職しました。

-社会の中で障害者グループホームはどのような存在だと感じていますか?

矢部)グループホームの役割は、地域の中で安心して生活できる家を提供することであり、人によっては一人暮らしをするためのトレーニングの場でもあります。しかし、利用対象者の方だけでなく多くの人が、グループホームの役割について認知する機会が不足していると感じています。そのため、グループホーム利用の必要性がある方でも、実際にグループホーム利用まで結びつかないケースが存在しているのではないかと思っています。グループホームに限らず福祉サービスについての普及啓発活動をおこない、福祉サービスについて認知度の向上を図っていきたいと考えています。

-普段はどんな仕事をしていますか?

矢部)利用者様の将来の目標設定に合わせた支援のプランニングとして、個別支援計画の作成することがサービス管理責任者の大きな役割です。そして、役職名の通り、職員が適切に支援を行うことができるように教育やサービスの管理をおこなっています。

-管理職として部下の育成はとても難しいお仕事だと思いますが、具体的にどんなことを伝えているのか教えてください。

『個別化』と『自己研鑽』の必要性について部下に伝えています。『個別化』では、利用者様一人ひとりのニーズ(支援での必要性)とデマンド(利用差様から発せられる要求)を把握し、適切な支援を提供することについて伝えています。『自己研鑽』は、日々新しく情報が更新されていく障害や病気に関する知識を学び、支援技術の向上を図れるように伝えています。

-利用者様を「個別化」して、職員が「自己研鑽」ができていると事業所はどうなりますか?

矢部)ラファミドでの生活を通じて、例えば、アパートへ転宅して一人暮らしをしたいなどといった利用者様の『自己実現』を叶えられる、そんな事業所になると思います。

-最後に、利用者様の「自己実現」を叶えるために工夫していることがあれば教えてください。

矢部)利用者様の中には過去の失敗経験から自己肯定感が低い方が多いです。自己実現に向かっていくためには、自分自身を肯定的に評価することが必要であると思います。そのため利用者様が自己実現に向かって進んでいけるように、生活や対人関係の目標や課題をクリアする『成功体験』をたくさん経験していただけるように支援していくことが必要だと思っています。

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世話人14名

生活支援員27名

夜間支援員12名

※グループホーム友を含める。