あたりまえの生活をできるようになる ~ 継続した清掃支援の取り組み ~

2020年がスタートし、もうすぐ2月になろうとしています。今年開催される、東京オリンピック・パラリンピックまで、あと半年。時の流れが早いことを実感している、今日この頃です。こんにちは。ラファミド八王子の職員の成瀬です。

 

昨年末、利用者様と協力して、大掃除を行いました。
それから約1か月が経ち・・・

突然、流しに氷の塊が現れたり


使った雑巾がそのままバケツに入っていたり

布巾がキッチンに丸まっていたり

 

小さいことかもしれませんが、目についてしまいます。

清掃支援を継続して行うことの難しさを日々感じております(汗;;)。

ただ、私たちのグループホームでは、ホームページにも掲載があるように、「あたりまえの生活をできるようになる」ことを支援の理念としております。きれいな居住空間を維持することも、「あたりまえの生活」に必要なことと感じます。そこで、いくつか、サポートを行ってみました。

 

例えば・・・
氷を流しに捨てた方と面談をし「流しに氷を捨てた場合は、お湯で溶かし、きれいな状態に戻す。」という約束を試しにしてみました。

その後、氷を流しに捨てた際は、お湯で溶かしてくれるようになりました!
氷を捨てる行動自体は止めず、事後の対応を話し合った結果、きれいな流しが続いています。

 

 

例えば・・・
使った雑巾を、あることを掲示してみました。

その後、多くの利用者様から、「洗ったらどうすればいいのか?」と質問されるようになりました。
そこで、ピンチハンガーに掛けて干すことを支援しました。

結果、雑巾を使ったら、洗って干してくれる方が激増!
掲示物というきっかけから、利用者様の質問に結び付き、雑巾を干すという行動にレベルアップしました。今の所、汚いまま雑巾が置かれることが無くなりました。

 

 

例えば・・・
布巾を使った後は、元に位置に戻すということを、利用者様全体にアナウンス。たった一回の声掛けで、皆さん、必ず布巾を使ったら、元の位置に戻して頂けるようになりました。

ただ、これで終わりではありません。
職員も利用者様と同様に、継続して 日々の声掛けや掲示を行っていくことが大切です。
小さなことの積み重ねなのかもしれませんが、ラファミド八王子では、地域にとけこみ、あたりまえの生活ができるよう、細やかにサポートしています。

一人一人の「あたりまえ」に向き合い、お一人お一人の考え方や感じ方に、これからも寄り添い支援ができればと思います。

ブログをみて少しでも、ご興味やご関心を頂けましたら、是非ご見学に足を運んでいただければ幸いです。
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