~ストレスとうまく付きあうために~マインドフルネス呼吸法

こんにちは、ラファミド八王子職員の平間です。

 

生きていれば、多かれ少なかれ「疲れたなぁ」「頭の中がいっぱいだ~」「なんだかイライラする」…とストレスを感じることはありますよね。

ラファミド八王子では、利用者様へストレスへの対処法を身に付けて頂き

日々活き活きと生活出来るようになるための支援も必要に応じて取り入れています。

今日は、その中の「マインドフルネス呼吸法」をご紹介します。

 

 

【マインドフルネス呼吸法】

「マインドフルネス」という言葉は耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか?

「マインドフルネス」とは“今、この瞬間の体験に意図的に意識を向け、 評価をせずに、とらわれのない状態で、ただ観ること” と定義されています。
(※参考:日本マインドフルネス学会 公式サイト)

…なんだか難しそうに聞こえますよね。

マインドフルネスは、元をたどれば仏教的な瞑想に由来するものなのですが

現代ではGoogleなどの企業が、宗教的な行為ではなくストレス対処やパフォーマンス向上のためにマインドフルネスを取り入れています。

ラファミド八王子においてもストレス対処法の一環として利用者様と一緒に行うことがあります。

ただ、マインドフルネスはとても奥の深い技法なので、ラファミド八王子では呼吸法として簡単に取り組める形で取り入れています。

 

【マインドフルネス呼吸法のやり方(一例)

楽な姿勢で椅子に座ります。

ゆっくりと腹式呼吸をします。(うまく出来ないときには、ゆっくりと吐くことを意識します)

《POINT》呼吸している最中に、他のこと(例:○○しなきゃ、○○すれば良かった 等)が浮かんだ際は

無理に「考えないようにしよう」とするのではなく「今、自分は○○しなきゃと考えているんだな」とただ感じるままにしておきます)

できれば15分くらい行うことが理想ですが、難しい場合は5分でも良いので毎日続けることで効果が上がってきます。

 

【マインドフルネス呼吸法の効果】

効果検証のためのさまざまな研究が行われているようですが、おもに以下のような効果が考えられています。

・交感神経(活動の神経)と副交感神経(休息の神経)のバランスが整い、心と体をうまく休ませることが出来る。

・呼吸法を続けることで、脳の偏桃体(不安や恐怖を司る脳の部位)の活動が抑えられる可能性があり、ネガティブな感情が浮かんできたときでもそれに振り回されにくくなる。

などが挙げられています。

(※参考:マインドフルネス瞑想ガイド ジョン・カバットジン (著)

 

障害があっても、日々活き活きと暮らしを送っていくためには

ご自分にあったストレスへの対処法の引き出しをもっておくことはとても有効だと考えます。

今回ご紹介した方法だけでなく、他の効果的な方法についても

引き続き学んでいき、利用者様にお伝えできればと思っています。

お読み頂きありがとうございました。

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