薬の飲み忘れを防ぐ方法とは?

こんにちは!ラファミド八王子の古宮です。

以前から私は肩こりによる頭痛の治療として、週1回鍼灸院に通院していたのですが、最近頭痛の頻度が増えた為、血流を良くする効果がある漢方薬を飲み始めました。薬物療法を開始してひと月経つのですが、冷えを感じる事が少なくなり、何より体調が良いと感じる事が増えました。

 

風邪になった時に風邪薬を飲むように、薬物療法は日常的に身近な治療方法だと思います。精神疾患も場合によって薬物療法を行いますが、怠薬が原因で体調が悪化することがあるので、正しい服薬管理が大切です。

今回は、そんな薬物療法を受けている方の中で、服薬管理に自信が無い方や飲み忘れの心配がある方などに対して行っている『服薬管理支援』にいついてご紹介します。

 

服薬管理支援とは

服薬管理で心配なのは、薬の飲み間違い・飲み忘れです。飲み忘れ等を繰り返すことで病状が悪化してしまう可能性があります。

では、それを防ぐためにはどうしたらよいのでしょうか?

 

≪お薬カレンダー≫

↑多くの場合はお薬カレンダーを使います。お薬カレンダーとは、薬を正しく管理するために開発されたグッズで、飲み忘れや飲み間違いを防ぐものとして薬局などで売られています。様々なタイプがありますが、今回は1週間分の薬を管理できるタイプで服薬管理を見ていきます。

 

↑実際に薬のセットを行ったカレンダーです。1週間に一度、曜日別に服薬のタイミング毎に、薬をポケットに入れていきます。

このようにお薬カレンダーを用いながら、服薬管理の練習を行っていきます。

≪服薬管理支援の流れ≫

①お薬の管理は職員が行います。飲み忘れなく、決まった時間に服薬する習慣を身につける為、毎回事務所で服薬の見守りを行い、飲み忘れがある時は声掛けなどの支援提供をしていきます。【職員管理】

②服薬の習慣が付いたらお薬カレンダーを居室で管理して、ご自分で服薬する回数を増やしていきます。【一部自己管理】

③お薬は全てご自分で管理してもらいます。【自己管理】

※服薬の自己管理に向けては、病院や訪問看護などの医療分野と相談しながら課題を設定していきます。

 

利用者様によって課題は異なりますが、服薬の習慣を身につけるために支援の組み立てを行っていきます。日中に職員が常駐しているラファミド八王子だからこそ、毎回の服薬に対してのサポートができます。

 

 

 

 

 

 

 

 

ラファミド八王子では、

「 支援される部分を少なくし、自分のできる部分を増やすこと 」

「 障害の部分は社会資源を活用して補完し、自立へ導くこと 」

を理念としています。

利用者様一人一人が地域であたりまえの生活を送るために、ラファミド八王子では「自分のできる部分が増やすこと」を意識して支援を行っております。

見学は随時承っておりますので、まずはお電話にてご連絡頂ければと思います。ご連絡お待ちしております(^^)/

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