「地域の一員として、あたりまえの暮らしを実現するために」〜part3〜

 

こんにちは、ラファミド八王子の出浦です。

地域の中に建てられているグループホームに入居しただけでは、地域の一員として、あたりまえの暮らしが送れているとは言えません。

そこで、一昨年10月よりラファミド内では地域社会に溶け込んだ「あたりまえの暮らし」を実現するため、地域生活でのごみ捨てのルールを身に着けるために地域のゴミ置き場に分別をしてごみを捨てるようになりました。

そして、今年8月に地域とのつながりをもつ取り組みとして地域のごみ置き場周辺の清掃活動もはじめました!!


【地域社会に溶け込む取り組み】

地域とのつながりをもつ取り組みとしてこの活動を選んだきっかけは、ラファミドから一般アパートへ転宅された利用者の方から困ることの一つが『ゴミの捨て方』だと相談を受けたことです。

ラファミド八王子では、これまで、ゴミの廃棄は専門業者にお任せしていたため、グループホーム入居中に利用者様がゴミの捨て方を意識する機会がほとんどありませんでした。

そのため「一般ゴミの分別表」を基に、利用者様から取り組みやすいと一番声が上がった「取り組み①:ペットボトルの捨て方」をスタートしました。※詳しくはこちらをクリック

ペットボトルの分別を継続する中で、利用者様同士の話し合いの中から「プラスチック製のお弁当箱を洗って重ねて捨てよう。」という意見があがり、実践されたことで、「取り組み②:プラスチックの捨て方」をスタートしました。

「ペットボトル」「プラスチック」を分別し捨てることができるようになると、利用者様の方々から「ビンと缶の分別はいつやるの?」「洗って潰すの?」「フタはどこに捨てるの?」と声が上がり、「取り組み③:ビン・缶の捨て方」をスタートしました。


【地域の一員としての取り組み】

事前に、ご近所の方から資源ゴミを一般ゴミ置き場に出すことを快く了承を得ていました。ですが、グループホームのゴミ排出量が多く苦情を受けました・・・。

地域住民の皆さんと相談し、一般ゴミ置き場の範囲内で一般家庭の方々とラファミドで置く位置を区分けました。

地域住民の皆様の多くはご年配の方が多く暑い夏の間はゴミ置き場の掃除当番をしてもらえたら助かるという声を受け、一般ごみ置き場周辺の清掃当番に加わりました!

 

 

清掃日の日程・目的を利用者様へお知らせしたところ、5名が自主的に参加してくれました。

ちなみにお知らせした目的は、「誰もが生活する上で、ゴミが出ます。既に、ビン、缶、プラスチック、段ボールを資源ゴミとして、一般ゴミ置き場に出しています。

私たちも、出している一般ゴミ置き場周辺の清掃を地域の方が順番で行っています。私たちも、地域の一員として、清掃を行いたいと思います。」です。

参加できなかった利用者様からも、「予定が合わないから参加できないけど、自分たちが出しているゴミ置き場の掃除をするのは、あたりまえだから今度は自分の予定に合わせてほしい。」や参加された利用者様から、「自分たちのゴミだから、みんなでやれば大変じゃないね。また、やろう。」と地域の一員として地域社会に溶け込み、地域に貢献したいという気持ちを強く感じられました。

ゴミの捨て方やゴミ置き場清掃に限らず、地域社会に溶け込み「あたりまえの暮らし」を送るには、様々な経験と工夫が必要になります。

今後もラファミド八王子では、利用者様がより充実した暮らしが出来るよう支援を続けていきます。


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